豊かな自然に囲まれた鳥取県
映画やテレビCMの舞台にも
中国地方の日本海側にある県のひとつ『鳥取県』。
豊かな自然と新鮮な海の幸が魅力的な県です。
四季折々の風景を楽しめるのも鳥取県のある山陰地方の特徴でもあります。
標高1,709mもある霊峰・大山には多くの自然が今でも残っており、県内では様々な場所からその姿を見ることができます。
見る場所によって表情を変える大山は地域によっては「伯耆大山」や「奥大山」と呼ばれており、地元の人々に親しまれています。
大山にはスキー場もあり、冬はウインタースポーツを楽しめる場所として中国地方では定番の場所となっています。
他にも鳥取砂丘をはじめ、『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な水木しげるロードは、毎年多くの方々が県外から訪れています。
映画やテレビCMの舞台になった場所がいくつもあり、作品のファンの方が観光にも来られます。
鳥取のグルメ
大山の麓では、鳥取和牛や大山地鶏など農業や畜産業も盛んで、レジャーもグルメも揃っています。
甘皮までたっぷり挽き込む製法で作られた香り豊かな大山そばは、麺が黒く、素朴な風味が味わえます。
日本海側では漁業が盛んで、松葉ガニ、紅ズワイガニは冬のシーズンの定番です。
他にも岩ガキ、白イカにマグロなど新鮮な魚介類が穫れます。
日本海の荒波の中で育った魚は身が引き締まっており、味はもちろん食感もしっかりとしているのが特徴です。
このように北は日本海、南は大山に囲まれた鳥取県は観光だけでなくグルメも充実しています。
鳥取県東部
鳥取砂丘
鳥取県といえば全国的に有名なのが、日本最大規模の起伏を持つ砂丘『鳥取砂丘』。
鳥取県東部の日本海沿岸、鳥取市福部町にあります。
東西16km・南北2kmの広さで、多くのイベントが開催されています。
ラクダや馬車に乗って砂丘を遊覧したり、パラグライダーやサンドボードなどを体験することもできます。
また、夏の時期には海水浴も楽しめるので、毎年数多くの海水浴客が訪れます。
他にも毎年海外各国から砂像彫刻家を招いて開かれている「砂の美術館」は毎回テーマを変えているので、何度訪れても飽きることがありません。
周辺施設も充実しており、温泉・グルメ・遊び場など友達や恋人・夫婦、家族で鳥取砂丘を楽しむことができます。
とっとり砂丘王国 公式サイト
白兎海岸
因幡の白兎伝説の舞台として有名な地・八頭町。
日本で初めてラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定されました。
毎年多くのサーファーや海水浴客が訪れる『白兎海岸』の近くには「白兎神社」があり、縁結びの神様である白うさぎの大兎大明神あるいは兎の宮白兎大明神が祀られています。
この神社は古事記や日本書記に記されている位に由緒正しい神社となっています。
伝説にちなんで、皮膚病ややけどなどに効く神社としても信仰されています。
他にも白うさぎが傷口を洗って、治療したといわれる「御身洗(みたらし)池」も近辺にあります。
この池は、一年を通して水位が一定のため、“不減不増の池”ともいわれています。
白兎海岸西側には「気多ノ前(けたのさき)展望台」があり、美しい白兎海岸を見渡せます。
設置されている「白兎のお告げ箱」に願いを書いたコインをお告げ箱から3歩離れたところから投げて、コインが少ない回数で入ったら願い事が叶うかもしれない、ということでデートスポットとしても人気です。
白兎海岸・白兎海水浴場
仁風閣
元鳥取藩主・池田家の別邸として建てられた『仁風閣』は、烏取市東町にあります。
フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした明治時期の洋風建築物として、国の重要文化財に指定されています。
映画「るろうに剣心」の撮影が行われたことでも有名です。
仁風閣の中に入って展示物を見学することもできます。
仁風閣の周辺は「久松公園」として整備されており、桜と紅葉の名所として全国各地から多くの人々が訪れています。
イベントも開催されることが多く、暖かい時期にはカフェテラスでお茶とスイーツを楽しむことができます。
また、『宝扇庵』という茶室が仁風閣の裏に建っています。
こちらも江戸末期に建てられた貴重な建物でもあります。
仁風閣
鳥取東照宮
鳥取藩初代藩主池田光仲によって造営された神社『鳥取東照宮(とっとりとうしょうぐう)』は、東照大権現こと徳川 家康を祀っており、配神として鳥取藩の池田忠継・忠雄・光仲・慶徳を合祀しています。
江戸時代には因幡東照宮(いなばとうしょうぐう)と称されており、明治時代になると樗谿神社(おうちだにじんじゃ)と称されていました。
国の重要文化財に指定されており、鳥取藩初代藩主・池田 光仲によって造営されました。
毎年1月には締め込み姿の男性たちが縁起物の「宝木(しんぎ)」を奪い合う「樗谿裸祭り」が開催されています。
寒い時期にも関わらず熱気があり、新年早々に男たちの激しいぶつかり合いを見ることができます。
また、6月~6月下旬になるとホタルの名所として多くの人々が訪れます。
モミやシイなどの木立に囲まれた社殿は、簡素でありながらも気品があります。
鳥取東照宮(樗谿神社)・樗谿公園
鹿野城跡公園
鳥取市鹿野町にある穴場スポット『鹿野城跡公園』。
かつて鹿野城と呼ばれていた亀井玆矩公の居城跡で、頂上の石と内掘、外堀の石垣に、当時の面影が残っています。
約500本ものソメイヨシノが植えられており、春には桜の名所として人々が訪れます。
足場は悪く、飲食できる場所も限られますが、その分良い状態のままで残っているので雰囲気を壊すことなく残っています。
近隣には「山陰の麒麟児」として有名な武将・山中鹿之介こと山中幸盛の墓所のある「幸盛寺(こうせいじ)」もあります。
城下町は「鹿野往来」と呼ばれており、亀井氏によって作られた水路や城下町だった時の名残も各所にあります。
6月初旬には、ホタルが飛び交うなど400年の歴史を感じることができます。
鹿野城跡公園
鳥取市さじアストロパーク(佐治天文台)
鳥取市佐治町は、日本国内で最も星空が美しい場所のひとつとして知られています。
佐治町にある『鳥取市さじアストロパーク』は公開天文台で、「103㎝反射望遠鏡」で色々な天体を見ることができます。
その望遠鏡の大きさは国内第8位の大きさを誇ります。
他にもプラネタリウムを職員の解説付きで見ることもできます。
晴れた夜には“夜間観望会”も開催されているため、宿泊施設であるペンション「コスモスの館」や星のコテージ「サブ天文台」があります。
コスモスの館では、ダイニングルームでオーナー自ら収穫した山菜など楽しめるオーガニックな料理を食べたり、冷暖房完備のバーベキューハウスでバーベキューを楽しむことができます。
鳥取市さじアストロパーク
若桜鉄道
鳥取県東南部最東端に位置する若桜町(わかさちょう)内には『若桜鉄道』があります。
ここは鉄道ファンに有名な場所で、若桜駅構内には蒸気機関車(SL)「C12型167号機」と旧国鉄時代の転車台、蒸気機関車に給水をしていた給水塔が残っています。
全国でも数少ない走行可能なディーゼル機関車「DD16 7号機」も残っており、体験運転もすることができる鉄道ファンにとって夢のような体験ができる場所でもあります。
体験運転については随時募集を行なっています。
若桜鉄道にある23の施設は登録有形文化財として登録されており、貴重な施設が多数残っています。
若桜鉄道を経営している若桜鉄道株式会社はSLの定期運行を目指しており、募金を募っています。
若桜鉄道株式会社
鳥取県西部
水木しげるロード
漫画家・水木しげる先生の妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の世界観をテーマとした観光名所のひとつ『水木しげるロード』。
鳥取県境港市にあるこの観光スポットも全国的に有名で、ロード沿いには130体を超える妖怪たちのブロンズ像や商店が並びます。
商店にはここでしか購入できないオリジナルの妖怪グッズやお土産が多数販売されており、それらを目当てに全国から妖怪ファンが集まります。
ロード沿いには『妖怪神社』も存在し、目玉おやじがくるくる回る「目玉おやじ清めのの水」や高さ約3m程の黒御影石と、樹齢300年の欅で構成された御神体が祀られています。
同ロード沿いには『水木しげる記念館』もあり、水木しげる先生による原画と壁画の展示、現在までに描かれた貴重なイラストなどが展示されています。
水木しげる記念館
江島大橋
テレビCMに登場以降大きく話題になったベタ踏み坂こと『江島大橋』。
鳥取県境港市と島根県八束町を結ぶ、急勾配の橋で、全長は1.704mもあります。
実際の勾配は6.1%ですが、写真や映像で初めて見た人の多くは驚きます。
現在も多くの人々が訪れ、今では観光名所のひとつになっています。
江島大橋は、「PCラーメン構造」という特殊な技術を採用しており、”PC”は「プレストレスト・コンクリート(Prestressed Concrete)」の略称で、”ラーメン”はドイツ語で「額縁の枠」を意味します。
地震に強く、ひび割れしにくい構造で、14t以上の大型トレーラーや観光バスも通行可能です。
すぐ南に存在した『中浦水門』では、船舶の通過時に通行が寸断されてしまい、大型車両は通行できなかったこともあって、2009年に撤去。
円滑な交通を目的に江島大橋が建設されました。
境港市観光ガイド 江島大橋
植田正治写真美術館
西伯郡伯耆町(ほうきちょう)にある美術館『植田正治写真美術館』。
世界的な写真家・植田 正治の個人美術館で、15,000点もの作品が展示されています。
被写体をオブジェのように配する独特の作風は世界中から評価されており、フランスではこの作風は「UEDA-CHO(植田調)」と呼ばれています。
美術館は建築家・高松 伸による設計で、植田 正治の作品のひとつである「少女四態」をモチーフに設計された独特な形状をしています。
晴れた日には建物のスリット状の隙間から、箒のように見える伯耆富士「大山」と水面に写る「逆さ大山」を見ることができます。
また、世界最大級のカメラレンズもあり、壁面に「逆さ大山」が映し出される映像展示室も必見です。
植田正治写真美術館
大山まきばみるくの里
霊峰・大山の麓にある伯耆町には『大山まきばみるくの里』があります。
大自然の中で牛の乳搾り、アイス作りが体験できます。
夏頃になると牛たちが放牧され、まきばならではの風景を楽しめます。
レストランでは、美しい景色を眺めながら、大自然の中でのびのびと育った牛から搾られた生乳を使った料理を食べることができます。
バーベキューキャビンでは鳥取県産の和牛や「みるくしゃぶしゃぶ」を食べることもできます。
1日に約5000個もの数を売り上げた事もある「みるくの里特製ソフトクリーム」も大人気で、ここにきたなら絶対に食べておきたいところ。
夜には綺麗な夜景も見ることができ、デートスポットとしても人気です。
大山まきばみるくの里
米子水鳥公園
米子市にある『米子水鳥公園』では、日本で確認できる鳥類の約42%が集まると言われています。
中海の湖畔に整備された公園で、ネイチャーセンター内の観察ホールから湖の鳥達を観察することができます。
水鳥公園は多くの水鳥たちが毎年季節ごとに訪れています。
コハクチョウは島根県安来市の水田地帯へと朝方に飛び立ち、そこで落ち穂や草の根を食べて、夕方になると帰ってきます。
冬にはカモやサギ、マガン・ヒシクイ・オジロワシなどが毎年観察されています。
夏は、水鳥たちが子育てに訪れるなど、一年を通じて、水鳥をはじめとした様々な生き物達の営みを観察できます。
月に一回、観察会と手作り自然教室を行っており、様々な団体がボランティア活動を公園で行なっています。
米子水鳥公園
皆生温泉
米子市にある山陰最大規模の温泉街である『皆生温泉』。
年間40~50万人が利用しており、「米子の奥座」、「山陰の熱海」とも呼ばれています。
皆生海岸も近いこともあって、夏はリゾート地として多くの海水浴客が訪れています。
ホテル・旅館が立ち並ぶ皆生温泉は湯上がりの散策に出かける人も多く、晴れた日には東の美保湾越しに大山も見えます。
付近には、無料で利用できる足湯があり、日帰り入浴施設や温水プール、テニスコート等もあります。
鳥取県西部の経済圏である米子にあるため、地元の人も頻繁に訪れています。
温泉は、リューマチ・神経痛、婦人病、皮膚病などに効能があります。
近年では美肌効果もあることが確認され、女性からも注目を集めています。
日本で最初にトライアスロンが開催された地ということもあり、毎年大会も開催されています。
皆生温泉旅館組合
雨滝(あめだき)
国府町には県髄一の飛瀑を誇る『雨滝(あめだき)』があります。
日本の滝100選にも選ばれた滝で、扇ノ山(おおぎのせん)から流れ出す、落差40mの滝は圧巻です。
原生林に囲まれた場所にあり、この他にも大小48もの滝が存在しています。
2010年には、ユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」に「山陰海岸ジオパーク」が加盟認定されました。
遊歩道や東屋が整備されているので、秋の紅葉、初夏の新緑を楽しめます。
古くから皮膚に良い霊水とされており、霊場として修行・信仰の場所にもなっていました。
そのため、滝の下には不動明王が鎮座しており、病を治したり、商売繁盛といったご利益があるとのこと。
毎年6月第1土曜日には「滝開き祭」が開催されており、「因幡の傘踊り」や神事などを見ることができます。
雨滝
妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)
米子市と大山町にまたがる位置にある『妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)』。
ここでは弥生時代に存在したと思われる大集落の遺跡を見ることができ、復元された弥生住居などを見ることができます。
現在も発掘調査が進められており、現在判明している部分は全体のおよそ1/10ではないかとも言われています。
非常に広い遺跡ということもあって妻木晩田遺跡はいくつかの地区に分けられています。
妻木山地区では、竪穴住居跡や高床倉庫など復元された弥生のムラを見学できます。
休日には体験イベントも行われており、火おこしや勾玉づくりなど様々な弥生体験ができます。
ゴールデンウィーク明けから11月までの毎週日曜日と祝祭日には、発掘現場を再現した「はっくつ体感広場」で竪穴住居内に埋まっている土器や土製品などを掘り出すことができます。
妻木晩田遺跡
大山寺 圓流院
大山町・大山寺の支院である「圓流院(円流院)」。
200年以上もの歴史を誇るお寺でしたが老朽化が激しかったこともあって2009年8月に建て替えられました。
その際に、院内の天井に水木しげる先生が描かれた『妖怪天井画』がところ狭しと飾られています。
その数、なんと108枚!
圓流院の院主を務めた嗒然(とうぜん・ねん)は、生前は書画の研究も行っており、有名な画家でもありました。
それならばということで、霊峰・大山とお寺、そして妖怪絵画を融合させることで、より不思議なパワーを感じてもらおうということで妖怪天井画が製作されました。
座禅・写体験も受付けており、妖怪天井画は本堂で見ることができるので、まずは本尊様に拝しましょう。
大山寺 圓流院
大山
中国地方最高峰標高1,729mの『大山』。
「日本名峰ランキング」でベスト3に入るなど、山陰随一の山として有名です。
富士山に似ていることから「伯耆富士」と呼ばれることも。
春から夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪山と四季折々の姿を楽しむことができます。
また、大山には「大山寺 圓流院」などの観光名所も多数存在し、キャンプ・グルメ・温泉などに関連した施設が充実しています。
冬にはスキーやスノーボードを楽しむことができるので、季節を問わず県内外から多くの人々が訪れます。
晴れた日の頂上から見る風景は“絶景”なので、一度登山に挑戦してみてはいかがでしょうか?
大山町役場 観光商工課
鳥取県中部
はわい温泉
湯梨浜町にある温泉街『はわい温泉』は東郷湖の近くにあり、湖の上に浮かんで見えるような作りになっています。
“はわい”とは海外の”ハワイ”にちなんだものではなく、旧称「羽合温泉」を改めたもので、鎌倉時代は「伯井田(はわいだ)」と呼ばれていました。
元々は東郷湖の湖底から湯が自然湧出しているのを漁民が見つけ、村民が藩へ鳥取藩へ温泉利用の願いが奏上されたのが、はわい温泉の発祥とされています。
温泉街ということもあって複数のホテルや旅館が集まっており、周辺地域には観光スポットも多数存在します。
足湯も各所にあり、東郷湖を眺めながらゆっくりと疲れを癒せます。
レストランやカフェも点在するため、グルメスポットとしても知られています。
松葉がにを提供してくれるところも多いのが嬉しいところ。
はわい温泉・東郷温泉
青山剛昌ふるさと館
「名探偵コナン」の作者で知られる青山剛昌先生の出身地・北栄町には『青山剛昌ふるさと館』があります。
館内では名探偵コナンを中心とした青山ワールドが広がり、過去に描かれた作品に関する資料なども見学することができます。
複製原画の展示、トリック体験などがあり、時間が来ると動きだすマリオネット劇場「グランドフィナーレ」は必見です!
また、入館者を対象に「ふるさと館マイスター」が実施されており、指令書に書かれた問題を全問クリアでオリジナル認定証が貰えます。
認定証を持って次回来館の際に提示すると100円引きで入館することができます。
ふるさと館に設置されているガイドマップには、北栄町のコナン大橋など『コナン通り』に関する情報などが載っているので、参考にしてコナン通りを散策してみてください。
青山剛昌ふるさと館
三徳山・三佛寺投入堂
鳥取県西伯郡の三徳山に建っている『投入堂』は、国宝に指定されています。
険しい山の断崖絶壁にすっぽりと収まった姿は世界的にも有名です。
実際に見るには1時間近くもの険しい山道を登っていく必要があり、国の指定文化財になっているため中に入ることはできません。
入山するには手続きを行い、スニーカーや靴底がすり減っていないか確認されます。
靴のチェックでNGが出た場合は、その場で藁草履(わらぞうり)に履き変える必要があります。
斜面を鎖を使って登ったりもするので、参拝する際には登山スタイルで行くことをお勧めします。
現在、投入堂のさらに奥地では調査が進められており、2015年11月には新たに4つの洞窟が発見され、ご神体として神聖な石が見つかりました。
江戸時代以前の三徳山の信仰の歴史解明につながる貴重な発見ということで、今後の調査次第では新たな観光スポットになるかもしれません。
三徳山三佛寺
三朝温泉
投入堂で有名な三朝町は温泉地としても有名です。
『三朝温泉』の湯は、世界有数のラドン含有量を誇り、浸かってよし、飲んでよし、吸ってよしと言われるくらい心と身体を癒してくれます。
三たび朝を迎えると元気になると言い伝えられていることから“三朝”と言われるようになりました。
ラドンを体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まる「ホルミシス効果」を得られます。
また、吸ったり、飲むことで抗酸化機能が高まることで老化や生活習慣病の予防にもなります。
そのため、療養地としても知られています。
旅館や飲食店、射的場などが立ち並ぶ温泉街は、どこか懐かしい雰囲気がします。
上流にある橋、「恋谷橋」には縁結びの「カジカガエル」が鎮座しており、これを優しくなでると恋が実ると言われています。
三朝温泉
中国庭園 燕趙園(えんちょうえん)
湯梨浜町にある国内最大級の中国庭園『燕趙園(えんちょうえん)』。
中国の歴代皇帝が造り親しんだ皇家園林方式による庭園が魅力的で、「燕趙園の二十八景」と言われる28ヶ所もの見どころがあります。
友好都市である中国河北省の友好のシンボルとして建設され、設計から資材の調達、加工まですべて中国で行われた本格的な建物が園内の至るところで見ることができます。
月9ドラマ「西遊記」の舞台にもなったことがあり、その雰囲気は本場中国で撮影されたかのようなものでした。
春と秋には中華コスプレ大会も開催され、毎回多くの参加者が集まっています。
また、園内ではチャイナドレスのレンタルも行なっており、本場中国の雰囲気を楽しみながら園内を散策できます。
他にも、一日三回まで公演される本場中国から来日した雑技団のショーも見学することができます。
中国庭園 燕趙園
グルメも充実!
鳥取県には数多くの観光スポットが存在し、自然豊かな山々に囲まれ、青く澄んだ日本海を色々な方法で楽しむことができます。
境港で揚がった新鮮な魚やカニ、大山の自然な環境化で育てられた「大山どり」などグルメも充実してします。
観光に遊び、グルメと何度訪れても飽きることのない鳥取県に一度訪れてみませんか?
きっと、今までにない体験ができますよ。